いよいよ本日から日本のプロ野球は続々とキャンプインする球団がでてきましたね。徐々に開幕が近づいてきたなと思っていたところですが、メジャーっていつからキャンプインするんだ？とふと思い、今回は日本との違いについて調べたのでまとめてみました！
MLB（メジャーリーグ）のキャンプはいつから？
メジャーリーグでは日本でいうキャンプのことを「スプリングトレーニング」といいます。
結論、MLBのキャンプインは大体2月の中旬からです。日本は2月1日から一斉に各球団がキャンプインするイメージですよね。そしてもう1つ大きな違いはMLBの場合、バッテリーと野手陣でキャンプインの時期がずれることです。
今年のドジャースの例でいうと、大谷選手や山本選手を含むバッテリー陣は2月9日にキャンプイン。対してほかの野手陣は約1週間ほど遅れた2月14日からスタートとなります。日本だと投手野手関係なく全選手が同時にキャンプをスタートするので今年から移籍した山本由伸選手は少し違和感があるのかもしれませんね。
キャンプ地は日本もメジャーも考え方は一緒で、アメリカの中でも温厚な気候で知られるアリゾナ州とフロリダ州で15球団ずつ分かれてキャンプを行っています。ちなみにキャンプ地によって名前も決まっており、アリゾナ州で行われるキャンプは「カクタスリーグ（カクタス＝さぼてん）」、フロリダ州は「グレープフルーツリーグ」と呼ばれます。
オープン戦はいつから？
キャンプインが日本と比べて1～2週間遅れて開始するMLBですがその分オープン戦も遅いのかと思いきやオープン戦は日本とほぼ同じタイミングで開始します。今年で言うとNPB、MLBともに2月23日がオープン戦の初戦となります。MLBの特に野手陣はキャンプインが遅い分事前に自主トレでコンディションをある程度整えてからキャンプインをするのでしょうね。
トレーニングの内容は違う？
MLBのスプリングトレーニングはそもそもチームの40人枠内の選手＋招待選手などで参加者が限られているようです。招待選手は日本ではあまり聞かないので新鮮ですよね。今年でいうと日ハムからレイズに移籍した上沢選手とジャイアンツとマイナー契約を交わした筒香選手は招待選手という扱いです。
練習内容でいうと、投手の考え方はNPBとMLBでは根本的に違うようです。例えばNPBではブルペンでの厳格な投球数制限というのはあまり聞かないですよね。現DeNA監督の三浦選手が現役の時代はキャンプでよく200球投げこみなどよくニュースになっていました。対してMLBはというと、投手の肩は消耗品という考えが一般的なようで、ブルペンで投げ込むには許可が必要な球団もあるそうです。日本でも近年はこのような思想が出てはきましたがMLBほど厳格なものは浸透していないですよね。
今年のMLBスプリングトレーニングの見どころ
今年は何といっても大谷選手のキャンプでの動向は日本でも多く報道されそうですよね。早ければ2月23日に大谷選手の実践の姿を見られるかもしれません。大谷選手以外にも山本選手、今永選手、上沢選手など新たにMLBの門をたたいた選手や、千賀選手、吉田選手のように2年目以降のシーズンに入る選手など気になる選手は多数いますよね。
僕個人的には苦労しながらもジャイアンツとのマイナー契約を勝ち取った筒香選手の活躍を期待しております。日本人選手含めスプリングトレーニングには注目していきましょう。
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